あしだ泰宏の自己紹介

プロフィール

あしだ泰宏

昭和41年6月

倉敷市児島生まれ
生後80日で父と死別 母の女手ひとつで育てられる 
倉敷市立琴浦東小学校、琴浦中学校
岡山県立児島高校卒 

昭和60年4月

早稲田大学法学部入学 あしなが奨学金で進学 

昭和62年4月

ブラジル・アマゾン河口の街に交換留学 現地企業で働く 

平成3年4月

大学卒業 三井物産株式会社入社 金属原材料畑を中心に25年間勤務 
東京、名古屋の他、バンコク、ロサンゼルスにも駐在 前ロサンゼルス支店長 

平成28年6月

同社早期退職 家族と一緒にUターン 

平成29年1月

倉敷市議会議員選挙に出馬 次点 
参議院議員片山虎之助秘書となり本格的に政治を学ぶ 

平成30年2月

独学で行政書士試験合格 令和元年11月登録 

令和2年4月

倉敷市議会議員補欠選挙に出馬 次点

令和3年1月

倉敷市議会議員選挙初当選(4,443票獲得 全体1位)


経歴

建設消防委員会副委員長(2021~2022年)
保健福祉委員会(2023~2024年)
倉敷市民生委員推薦会委員
倉敷市地域包括支援センター運営協議会委員
倉敷市自殺対策ネットワーク会議委員

その他肩書

玉野・児島倫理法人会 会長(2022年~2024年8月)
玉野・児島倫理法人会 相談役(2024年~)
児島ライオンズクラブ理事(2022年~)
児島観光ガイド協会理事(2021年~)


趣味

読書・音楽鑑賞・ウォーキング

好きな言葉

挑戦と創造

尊敬する人

星野仙一  徳川家康

好きな食べ物

たい焼き うどん

家族

妻 一女二男

クリーン政治・クリーン行政・クリーン議会

あしだ泰宏の原点・あゆみ・決意

母子家庭 / 貧困 / 少年老い易く 学成り難し

母子家庭 / 貧困 / 少年老い易く 学成り難しの画像

生後80日で父を失う。交通事故だった。

7人家族は一家離散。母(29才)と兄(4才)、赤ん坊だった私が残された

会社事務員だった母親は懸命に働き、子供たちを育てた。

保育園の行き帰り、母親は、「少年老い易く 学成り難し」と暗誦させ、「勉強しなさい」が口癖だった。

備讃瀬戸の海 / ミシンの音 / 児島の人々の愛情

備讃瀬戸の海 / ミシンの音 / 児島の人々の愛情

繁栄する繊維のまち・児島。2Kの長屋+共同風呂の社宅。

瀬戸内の海を見つめ、ミシンを踏む音や時を告げる工場のサイレンを聞きながら育った。

屋根に寝ころび対岸を眺め、仙随山の向こうに広がる空に吸い込まれるように感じた毎日。

地域の人は皆知り合い。よく声を掛け合い、助け合い、分かち合った。

父親喪失の悲しみは、児島の人々の愛情とモノづくりの活気の中で癒された。

あしなが運動 / 学生寮の4人部屋 / 世界へ

あしなが運動 / 学生寮の4人部屋 / 世界へ

18才。あしなが奨学金で東京へ。

あしなが学生寮は4人部屋。厳しい独自の寮生カリキュラムが課せられた。

学生募金では、朝から晩まで街頭に立つ。あしながおじさんからの手紙に涙する。

のんびり少年が、しなやかな強さを身に着けた。

学生時代に休学してブラジルへ。アマゾン河口の街で修行をした。

ビジネスマンとして/誠実であれ

ビジネスマンとして/誠実であれ

官僚を目指し猛勉強も挫折。ビジネスマンとなる。

バブル崩壊を目の当たりにする。国や商品を変え様々な商売の現場に立った。最先端で格闘した。

言葉も文化も違う中で学んだのは、「誠実」であること。

商品を売るのではなく、自分自身を選んでもらうのが、世界に通用するビジネスの要諦であることを知った。

世界を知り日本を知る / 望郷の思い

世界を知り日本を知る / 望郷の思い

結婚し、子どもに恵まれた。亡くなった父の年齢も超えた。

故郷児島に帰省するたびに、ゆっくりと静かになっていくまちを見つめた。

最後の赴任地となったアメリカでは、「日本は既に相手にされていない」と痛感した。

高齢化が進み、人口が減少する国には、市場の魅力も脅威もないのだ。

一極集中の国・日本。地方が疲弊している。

ふるさとへの思いが募った。

葛藤と決意

葛藤と決意 その1
葛藤と決意 その2

日本にもどり、地域を元気にするため頑張っている人たちに加わりたい、と考えた。

やめておけ、と囁くもう一人の自分がいた。家族もいる、今の立場を捨てることはない、と。 

悩んだ。

そんな時、ふるさとで土石流発生との報が届いた。

裏山を切り開いて作られた建築残土の捨て場が台風で崩壊、幼少期を過ごした家や遊び場だった田畑を飲み込んだのだ。

人の被害がなかったのはどちらも廃屋と耕作放棄地になっていたから。

誰かが自分を呼んでいる気がした。

静かに決意は固まった。

挑戦と敗北 新たなスタート

挑戦と敗北 新たなスタート その1
挑戦と敗北 新たなスタート その2

無謀だと誰もが笑った。

32年間の空白に半年間の活動期間。 懐かしのふるさとで、あなたは誰?と向き合った。

限られた時間、全力で戦った。

結果は敗北。 わずかな差だが大きな開き。

新しい舞台に立つにはまだ早い。 天が静かに首を振った気がした。

心は折れなかった。

郷土に根を張り新しい下積みを始めた。

再生のカギは、可能性を信じること

再生のカギは、可能性を信じること その1
再生のカギは、可能性を信じること その2

ふたたび故郷にたたずむ。

瀬戸内の優しい波。仙随・瑜伽に続く里山。学生服・ジーンズ・ユニフォーム・畳縁などの繊維産業は、昭和の日本を支えた。下津井の圧倒的な歴史と情緒ある街並み。

交通と商業の要としての倉敷・玉島の歴史。早くから稲作や綿作に取り組んだ倉敷の土地の強さ。果樹栽培の船穂。グローバル経済につながる近代臨海工業地帯・水島。真備・庄の歴史と里山。若いまち茶屋町。

倉敷の人々が紡いだ伝統と技術がある。

郷土を誇り、可能性を信じて、誠実・真摯に取り組む。

あしだ泰宏の原点は、そこにある。

あしだ泰宏の歩み・決意・原点 2020